この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  
Posted by 滋賀咲くブログ at

2014年06月30日

常識の錯覚

写真は「くちなし」の花です。
くちなしって聞くと思い起こすのは渡哲也さんの歌!歳がわかりますね(笑)
匂いを嗅ぐと、どこかで知っている感覚が浮かんできます。たぶん私と同じ「こりゃートイレの芳香剤やん」になるんじゃないでしょうか!
ところが群生しているくちなしの花の印象は芳香剤とは大違い。深い緑葉の空間に上品な白が鮮やかなコントラストで浮かび上がっているのです。
自然の香を消臭にって考えからこの選択があったのだと思うのですが、最初に採用した人々の直感力に脱帽です。幸か不幸かいまではくちなしのイメージより消臭剤のイメージが常識になっているようですね。
ふと考えました。
時代が変われば常識も変わる。でもね、変わって欲しくない常識もあることは忘れないでほしいものです。ハイ(^0^)/
  

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 15:39Comments(0)

2014年06月29日

おみやげ

「尾張地方はよく麩を食する地域でした」で始まる添書には『餡麩三喜羅(あんぷさんきら)』って書いてました。
山帰来の葉を全国で初めて麩菓子に使ったそうです。
葉をはずしてお召し上がり下さいって書いてました。

上品な漉餡の感触が印象に残りました。
葉をはずしてってことでしたからはずして食べました。でも気になりましたので舐めてみました。
塩っぽいなかに緑の香がかなり強く絶品の隠し味って雰囲気です。
麩の食感はさすがに1973年から発売されているロングセラー。
ただ、日持ちがない。
と、ここで思いました。本来食べ物は日持ちするほうが不自然なんですよね。だから産地に行かないと食べられない。そこに値打ちがあった。値打ちとは値の打ち方、すなわちそこに行けば適切な金額。それを日持ちをさせたり大量生産で儲けを考えるから矛盾が出て来る。土地(ローカル)の特徴が希薄になる。
愛知県江南市布袋中町の大口屋さん、こだわりをありがとう。
創業は文化元年ってことは…1804年…すごい!
  

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 09:24Comments(2)

2014年06月22日

アドベリー収穫祭

安曇川の道の駅で今年も収穫祭が行われました。

朝からウォーキングイベントも開催。
安曇川駅を出発して『とも栄菓舗』『岩佐醤油』『すいた扇子』を巡るコース。

道の駅では恒例の大音楽会。
生果実にお菓子。お酢。アイス。
そうめんまでが商品化なんですね(笑)
今年もロッタちゃんがたくさん買い込みました。


収穫祭は「10年目なんです。」って聞きました。
って言うことは…このブログも10年を迎えたんですね。
十年一日の如しですねいま思い起こすと。

  

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 18:16Comments(0)

2014年06月16日

地球の生涯とひとの生涯!

気候が安定しないってテレビや新聞では叫ばれていますね。
そぅかなぁ?感覚が短期スパンになっているからそぅ思うだけじゃないんでしょうか。
地球が人間社会の勝手で変革するなんて、ひとの思い上がりに過ぎないんじゃないでしょうか!
地球は生きています。人間が何かをすれば必ず自然治癒に向かいます。ひとの為に地球が回っているわけじゃないんです。ひとがいなくなっても痛くも痒くもないんですから。一次『地球のために』って文言が流行りましたね。アホか!ですね。ひとの為に…なら理解できますけどね(笑)
ところで、写真は何?風に揺れる虫採り網です。梅雨の宣言をニッコリ笑って涼やかにたゆたっています。
地球のため息が体に感じられる瞬間ですぬ。
  

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 10:07Comments(0)

2014年06月14日

香の香(こうのかおり)

伽羅・麝香・沈香・白檀…太古の昔から人は香を嗜んで来ました。何故?私の記憶が正しければ『フランスを始め日本や中国では入浴の習慣がなく、体臭を消す目的で香をたいた』って習いました。
違うんじゃないかな?本当は匂いを脳で感じることで暑さ寒さを凌いでいたんじゃないでしょうか!
先日、京都駅八条側の階段を降りたら、暑い熱気の中から香立つお香の匂いが漂って来たのです。頭の中をお寺の本堂縁側に流れてくる「地獄のあまり風」のような感触が貫きました。そこでふと思いついたんです。
お香は人の感覚を利用した体感温度調節だったんだ!
この夏、部屋の中で試して見ようかな。
  

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 17:19Comments(0)

2014年06月02日

年寄りの冷や水

茶畑です。

ある茶栽培農家が無農薬で取り組んで40年を経過したそうです。
もともとは松林だったとのこと。

ここまでたどり着くのに極細の山道を軽四輪トラックで両サイドの潅木をビシバシと弾きながら数十分。
無事到着って思ったらそこからが大変。
『歩きますか!』
『へ!ここを歩くんですか?』
『何せ開墾地ですからね。』
『…?』
写真ではわかりにくいのですがこの坂道、2分も登れば膝と胸がぶつかり合う感覚でないと進まない。急坂ってこれを言うんでしょうね(笑)
10分が経ちました…って見たらまだ3分しか経ってない。
隣を見れば私より20年は後に生まれたと思われるオッサンがリズム感よろしく息を合わせて、しかも重い荷物を肩に黙々と、しかも堅実に歩んで行く。
ここで「若いって素晴らしい」って悟ればいいのに「負けるもんか」なんて考えるのが私の欠点であり長所?!心臓と相談することも無くがむしゃらに膝に手を当て足首に声援を送りながら一歩一歩を重ねて行く。時間の感覚が遠退いて行く。
もう半分は来たかなって目を上げて驚いた。ほぼ先程の位置と同じ。周りを見てまたまた驚いた。私の相棒はすでに頂上近く。
あぁさっき茶園のスタッフに『頂上までこのまま車で行きますか』って勧められた時正直に「はい」って言っておけばよかった。
『いえ、自分の足で急勾配を確かめたいですから…』

反省!
これを年寄りの冷や水って言うんでしょうね(苦笑)
  

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 10:38Comments(0)