2014年06月02日

年寄りの冷や水

茶畑です。

ある茶栽培農家が無農薬で取り組んで40年を経過したそうです。
もともとは松林だったとのこと。

ここまでたどり着くのに極細の山道を軽四輪トラックで両サイドの潅木をビシバシと弾きながら数十分。
無事到着って思ったらそこからが大変。
『歩きますか!』
『へ!ここを歩くんですか?』
『何せ開墾地ですからね。』
『…?』
写真ではわかりにくいのですがこの坂道、2分も登れば膝と胸がぶつかり合う感覚でないと進まない。急坂ってこれを言うんでしょうね(笑)
10分が経ちました…って見たらまだ3分しか経ってない。
隣を見れば私より20年は後に生まれたと思われるオッサンがリズム感よろしく息を合わせて、しかも重い荷物を肩に黙々と、しかも堅実に歩んで行く。
ここで「若いって素晴らしい」って悟ればいいのに「負けるもんか」なんて考えるのが私の欠点であり長所?!心臓と相談することも無くがむしゃらに膝に手を当て足首に声援を送りながら一歩一歩を重ねて行く。時間の感覚が遠退いて行く。
もう半分は来たかなって目を上げて驚いた。ほぼ先程の位置と同じ。周りを見てまたまた驚いた。私の相棒はすでに頂上近く。
あぁさっき茶園のスタッフに『頂上までこのまま車で行きますか』って勧められた時正直に「はい」って言っておけばよかった。
『いえ、自分の足で急勾配を確かめたいですから…』

反省!
これを年寄りの冷や水って言うんでしょうね(苦笑)


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Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 10:38│Comments(0)大津のプーさん
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