2015年03月26日

最近思うこと

20年も前になるでしょうか。白沙村荘(京都)で取材をさせて頂いた時のこと。
背が高く、肩幅が広く、胸板の分厚い紳士でした。
にこやかな表情に隠された眼差しには、信念を貫き通す鋭い力強さが窺い知れました。

ドイツ文学に造詣が深い方で、朗々と詩を語りました。
サミュエルソンの『青春』の一節でした。

魅了されました。

当時、首都機能移転が話題になっていて確かそんなテーマで話を聞いていたはずなのに、今残っている記憶は『人は年齢で老いて行くのではない』って考え方だけなんです。

もひとつこんなコメントも…

『ちちははに
呼ばれてこの世の客となり
用が終われば
はい さようなら』

大望を抱き 世の中の中枢で働く大人(たいじん)なればこその言葉に妙に感動を覚えたものでした。

そのひとは、一休禅師の詠み歌だと教えてくれました。
最近になって調べました。
ないのです。
この詠み歌がないのです。
まさか、恥ずかし紛れに自分の詠み歌を一休禅師のものだって…違いますか?

教えて!

その人、宇野収って言います。関経連の会長も勤めた東洋紡の社長なんです。

教えて、ほんまは自分が作ったんでしょ!

追記
写真と本文は何の関係もありません。
たまたま昨日撮影した山羊さんです。
失礼しました(笑)


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Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 21:03│Comments(0)大津のプーさん
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