2013年02月19日

匂袋

携帯用の匂袋です。
匂いは『にほひ』と書きます。「に」は丹。「ほ」は秀。すなわちとても素敵な赤い色。目でとらえられる美しさを表現した言葉なんです。だから、花が美しく咲いている情景を匂うが如くなんて言うんですね。最近は日本語の表現が浅くなって来たように思うのです。言葉は生ものなのであんまり非難じみたことは言いたくないのですが、古来より伝承されたさまざまな表現力を今一度勉強して見る事で、周りの風景をもっと情感豊かに描き出せるのでは…って思うことがあります。
匂うって行為も京都のお香屋さんでは匂いを当てっこした平安朝の遊びを若い女性に体感してもらう試みをされてますし、学生さんが修学旅行のお土産に匂袋を買って帰ったりも多いと聞きます。
個人的にはフランスの香水と日本の香には共通点があると考えているのですがやはり日本人には香の匂いが似合っているように思えてなりません。匂袋はそんな香を携帯にしたもの。大切にしたいもののひとつですね。


同じカテゴリー(大津のプーさん)の記事画像
真夏の京都
夏
まるい食パンサンド
玻璃丸
重機
日本ダービー
同じカテゴリー(大津のプーさん)の記事
 真夏の京都 (2016-07-22 13:50)
  (2016-07-09 17:02)
 まるい食パンサンド (2016-06-16 18:16)
 玻璃丸 (2016-06-12 13:40)
 重機 (2016-05-30 16:34)
 日本ダービー (2016-05-29 08:00)


Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 00:35│Comments(3)大津のプーさん
この記事へのコメント
にほひ…って深いですね。
お香って肌にしみこむような気がしませんか?日本人のDNAなのでしょうか?
すてきな香りを教えていただきましてありがとうございました(*^^*)
Posted by ロッタママ at 2013年02月22日 23:55
あ!まちがえました!ロッタママじゃありませんm(_ _)m
Posted by ロッタ at 2013年02月22日 23:56
そりゃそうだ(笑)
Posted by 大津のプーさん at 2013年02月24日 11:08
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。