2008年09月27日
スティーブ・ジョブズさんの交渉力

めちゃくちゃ面白いです、この本。
けど
はちゃめちゃです、この方。
ほんと 何でもするんですもん。
いっしょにがんばった社員に
ストックオプションあげないし。
恩人も追い落としちゃうし。
やめるって言った人が席に戻ったら、もうパソコン使えなくなってたり。
プレゼンは感動的にうまいけど
実物は超恐怖政治で。
それでいて、功績はぜ〜んぶ 自分のもの。
ジャイアンなんてものじゃない。
なかぬなら殺してしまえの信長みたい。
でもアップルの成功もピクサーの急成長もiPodがウォークマンを抜き去ったのも
この人の手腕なんですよね。
20代でアップルをモンスター企業にして富を得たのに、
30歳でアップルを追われどん底に落ちて
でもまたピクサー(トイストーリーを作ったところ)の成功やアップル再興で世間の注目を集めた。
すごい人生。
これから先も波乱だらけだとしても 誰もびっくりしないかもしれませんね。
この本はかつてアップルに勤めていた方が書いたそうですが、
ジョブズさんとの実際のエピソードはありません。
だから、この本だけを読んでジョブズさんが分かるわけではないと思いますが、
「こんな人なんだ〜」とミーハー的に読むもよし。
「こんなテも(あくどいものも含めて)あるんだ〜」と学ぶもよし。
明日から、iPodやiMacを見る目が変わるかもしれません。
『スティーブ・ジョブズ 神の交渉力 ―この「やり口」には逆らえない! 』
リュウ・ブックスアステ新書 48
竹内 一正 著
Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at
01:05
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