2014年08月01日

流行りもの

信楽といえばタヌキ!これ定番です。でもねタヌキが信楽を席巻したのは最近だって知ってました?水上勉さんの短編に行平(ゆきひら)鍋の件(くだり)があったことを思い出しました。江戸から明治にかけての話だったと覚えています。タヌキの前は行平鍋だったんですね信楽焼!題名は………忘れた(>_<)

京都の三大祭にしても時代祭は明治時代からだって言うし、案外歴史の語感には知らないうちに古いもんだって思い込んでいる節があるのかも知れないですね。

最近良く語られるのが、伝統と伝承の違いや新起業の大切さ。
良く良く考えればこのテーマは今も昔も不変なんじゃないでしょうか。

信楽焼が普段使いの器からなんらかの特質を作りだそうと大きな器で特徴づける。その技術を応用して真似の出来ない大型商品を手掛ける。その流れが一定の評価を得ると同じようなものが世間に流布し始める。
だから新たな何かが必要になる。

生成流転。
輪廻転生。
廻る廻るよ時代は廻るby中島みゆき

だから行平鍋の代わりにタヌキを考え出した。
大切なのは次なるもの。
飽きない、忘れない、他人の意見に流されない、なによりも不断の心。

継続は力なりって言います。継続の面白さが判ればそこからアイデアが生まれるのかも…ですね。
タヌキから離れる感性も大切なのかな?茶碗から行平鍋、タヌキ。ベースは同じでも斬新かつ世間に溶け込むもの。
『そんなん私でも思い着くやん』が重要なポイントなんでしょうね。


同じカテゴリー(大津のプーさん)の記事画像
真夏の京都
夏
まるい食パンサンド
玻璃丸
重機
日本ダービー
同じカテゴリー(大津のプーさん)の記事
 真夏の京都 (2016-07-22 13:50)
  (2016-07-09 17:02)
 まるい食パンサンド (2016-06-16 18:16)
 玻璃丸 (2016-06-12 13:40)
 重機 (2016-05-30 16:34)
 日本ダービー (2016-05-29 08:00)

Posted by アドベリー勝手に応援団〜♪ at 14:25│Comments(2)大津のプーさん
この記事へのコメント
どきっとしました。それが分からないから…!ってみなさん思ってるんです。発想を変える…できてませんけど、私も努力します。
Posted by ロッタ at 2014年08月01日 20:56
そぅでしょ!違う視点…いつも真剣に気にかけて考えておれば…何かが見えて来る?かな(笑)
Posted by 大津のプーさん at 2014年08月03日 08:58
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。