「アメリカのパイを買って帰ろう」
この本を読んで
あ〜!!
だからわたし
沖縄が好きなんだ、と思いました。
あ〜!!
だからわたし
沖縄のことを
わからないって思ったんだ、
と気づきました。
それは、
そこに「アメリカ」があったから…なんですね。
沖縄は、日本じゃなくてアメリカだった時代がある。
その時代を沖縄の人たちはどんなふうに生き抜いてきたのか?
アメリカ文化はいつ、どのように沖縄に根付いていったのか?
この本は、やまとんちゅの作者さんが
うちなんちゅの方々の証言を集めて
記したものです。
わたしがアメリカンカルチャー好きだからかもしれませんが…
「そう!こういうことが知りたかった」
というエピソードが満載です。
例えば「Jimmyのアップルパイ」。
わたし…本に出てきた大山店に行ったことがあります。
確かに、古きよき……すぎるくらいのパッケージが強く印象に残りました。
でもまさか、空港でそんなに買う人がいるなんて!
それほどまでに、ふるさとの味として存在しているなんて!
今度行ったら絶対買う!!と心に決めました(^^)
もうひとつ面白かったのは
嘉手納基地近くにある「CoCo壱番屋」の部分。
いやもう、ビックリです。
米軍のみなさんにとって、日本文化の代表選手がCoCo壱ってことですよね?
「沖縄と基地」がカレーのチェーン店にも影響を及ぼしているなんて驚きでした。
(でも疑問。チキンカツ(1番人気)のカレーって、そんなにおいしいんでしょうか?(笑))
実は…
わたしは沖縄初心者(スミマセン!)なので、
沖縄フリークの方にとってどれほどの意味を持つ本になるのかはわかりません。
でもこの本を読めばきっと、58号線を走りたくなると思います。
『アメリカのパイを買って帰ろう
―沖縄 国道58号線の裏へ―』
駒沢敏器 著
日本経済新聞出版社 1,785円(税込)
追記
ジミーのパンフレットが 引き出しの奥から出てきました。
アップルパイ 食べたいなぁ!
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